むくみやすい夏に知っておきたい「体が喜ぶ塩分のとり方」
こんにちは
春花秋月HARUからです!
猛暑日が続いておりますが、皆さま元気にお過ごしでしょうか。
たくさん汗をかくと、どうしても食べたくなるのが「しょっぱいもの」
そして火照った体を冷やすために、冷たい飲料や夏野菜をたくさん取り、
塩分を補給するために、手っ取り早くスポーツ飲料に手を伸ばしたり…。
とにかく、この夏の暑さと高い湿度から楽になるために、「水分」「塩分」を様々な方法で補う方が多いですよね。
しかし、翌日の朝に鏡を見てみると、驚く具合に「むっくむく」に顔がむくんでた…なんて経験はありませんでしょうか。
✔「減塩」をすることで、むくみを改善しようとする方へ
塩分は、バテやすい夏を元気に乗り越えていくために欠かせないものです。
でも、塩分を摂ると体がむくんで体調悪くなるから、迷いますよね。
そういう方は是非、この記事を最後までご覧ください。
「むくむから、減塩をしなきゃ」という選択をする前に、
「どういう塩分を摂り、どの塩分は摂らないか」という選択が出来るようになります。
この記事を通して、減塩をするべきお塩と、本当に体が必要とするお塩の違いを皆さまに知っていただけたら嬉しいです。この猛暑日とうまく付き合う方法を知ることで、存分に楽しい夏をお過ごしください!
それでは、順番にお話ししていきます。
◎本記事のテーマ
むくみやすい夏に知っておきたい「体が喜ぶ塩分のとり方」
◎もくじ
「むくむから塩分は控えよう!」は間違い!?
日頃、減塩を意識されている方は、戸惑うかたも多いのではないでしょうか。
そこで、むくみとはそもそも何故起こるのか。むくみと塩分の関係性は何か、そしてどういうお塩を摂ったらいいのか、と言う事を順番に説明いたします。
✔ 「浮腫み(むくみ)」とは
体内で滞った余分な水分や老廃物が、皮膚の下に溜まって膨らんだ状態のことを「浮腫み」と言います。
✔ 夏になるとむくみやすい理由
それは、「摂る」「出す」の体内バランスが崩れてしまいやすいから
まず、むくみの原因は大きく分けて2つ種類があります。
①水分の摂り過ぎ
通常、体内の水分量は60%程度で、摂取と排出を繰り返しながら調整されています。しかし、四方が海で囲まれている中で暮らす日本と言えば、「高温多湿」が特徴的。この気候風土で暮らす日本人は、皮膚からの水分発散が基本的に難しい体質です。
普段は、余分な水分は尿から排泄していますが、夏は水分をどうしても摂取しすぎてしまいます。うまく体内の水分循環(水分代謝)が働かなくなると「むくみ」の症状が起こりやすくなってしまいます。
【MEMO】この水分代謝の働きを良くするために欠かせないのが「腎」
②塩分の摂り過ぎ
私たちの体は、いつもバランスを保とうと動いてくれています。それは、水分と塩分も同じです。塩分を必要以上にたくさん摂取すると、体の塩分濃度を薄めようとして、体内に水分を溜め込むようになります。
【MEMO】塩分の摂り過ぎは、水分を「出す」働きが弱りやすい
体内に過剰に溜め込まれて、行き場を失った水分や老廃物は、血液循環やリンパ液の循環を滞らせ、次第に血液やリンパ管から漏れ出し、皮膚や皮下脂肪にたまってゆきます。
つまり、たくさんの水分と塩分を摂取する夏は、水分代謝(出す力)が働きづらくなりやすく、体内に老廃物がたまりやすいということ。
しかし、ここで質問です。
皆さんが取っている塩分には、どういうお塩が使われていますか?
✔「浮腫む」からといって、過剰に減塩するのはキケン!!!
上記で、水分と塩分の摂り過ぎが、体内に水分を溜め込む原因になることをお話ししました。
その上で、次に皆さんに理解していただきたいこと。
それは、
水分の摂り過ぎによって、体内に溜め込んだ余分な水分を排出するためには「腎」の働きが欠かせないということ。
そして、
その腎臓は、「塩」がなければ働かず、尿も排出されないということ。
【適切な塩分補給は、夏バテによる体の負担を抑えるだけでなく、浮腫み対策にもなります】
塩分の摂り過ぎは「むくみ」の原因になるよ。
でも、塩がないと水分代謝を上げるための腎臓が元気に働かない…
ならば、適切な塩分補給を心掛けてみよう!
②元気に夏を乗り越えたいのなら「天日塩」が鍵
私たちのいう「適切な塩分」とは、天然の塩のことを言います。
天然のお塩とは、精製されていない天日塩や岩塩のことをさします。
例えば、HARUからで販売している「岩戸の塩」や「わじまの塩」は天日塩です。
一般的に使われている「食卓塩」や「食塩」と呼ばれているお塩は精製塩と呼びます。これらは、天日塩のようなにがりを含みません。
* 精製塩=にがりを含まない塩化ナトリウム純度99%の化学塩
「夏は塩分が必要だから、お塩をとってるのに血圧があがってしまう…」「最近、むくみやすい…」と頭を抱えている方、今一度、胸に手を当ててご自身の食生活を思い返してみてください。
〇ご家庭で使っているお塩は、「食卓塩」「食塩」ではありませんか?
〇外食が続いていませんか?
〇濃い味付けばかりになっていませんか?
ミネラル成分ゼロの人工的に作られた調味料では、水分代謝に欠かせない腎臓や膀胱を養う事はできません。 そして私たちの体はミネラル成分が排出された化学塩を上手く排出することもできません。そのため、血中のナトリウム濃度が上昇し、血液がドロドロ。放っておけば動脈硬化の恐れがあります。
だから体は、体内の塩分濃度を一定に保つために、血液中にどんどん水分を取り込みます。これが「むくみ」です。そしてこれが「塩分 (精製塩) の摂り過ぎ」です。
一番大切なことは、
ただ減塩をするのではなく「その塩は本物か?」を見極めること
◎精製塩 と 天日塩の違い
精製塩
- 原料は海水
- 成分は塩化ナトリウム99%以上
- 体外に排出されにくい
天日塩
- 原料は海水
- 成分
→塩化ナトリウム
→塩化マグネシウム(にがり成分)
→カリウム・カルシウムなど(ミネラル分) - 腎機能を働かせ、余分な水分と共に体外に排出
【体験談】食卓塩で手足がパンパンに…
私の両親が経験した、食卓塩のエピソード。
母は、外食する時には、「My塩 (天日塩)」を持ち歩きますが、あるお蕎麦屋さんに入ったときに、My塩を忘れてしまったことがありました。
お蕎麦屋さんと言えば、天ぷら。
その日は、My塩がなかったので、お蕎麦屋さんのテーブルのうえに置いてあった食卓塩を付けて食べたそうです。
そしたらその日の帰り道。
極度に、足がむくんで痛くなって、やけに普通ではない喉のかわきと、眠気
を強く感じた体験をしたそうです。
母は、知識として食卓塩の怖さを知っていましたが、ちゃんと体感したのは、これが初めて。同時に、普段食べている天日塩が、いかに体に優しいかということが改めて分かったと話していました。
ただ、食卓塩を常用していると、それに体が慣れてしまうという怖さもあります。
両親は、天日塩で食事をすることが多かった分、食卓塩による体の反応を敏感に受けました。この反応は、体が過剰に塩分を蓄積しすぎない為の「サイン」とも言えます。だから、塩分過多による大きな病気になる前に、対処することが出来ます。
しかし、外食によって食卓塩が当たり前になると、この小さなサインに気づくことが出来なくなります。だからこそ、日頃からどういうお塩を摂るか、が大切になってきます。
まとめ & オススメの天日塩とにがりをご紹介!
この記事を通して、「塩分」「減塩」に対する考え方が、少しでも前向きに変わっていただけたら嬉しいです。
★まとめ
【この猛暑日を乗り越えるために気を付ける事】
✖ 「むくむから、減塩しなきゃ…」
○ 「必要な塩分は"天日塩"で補って、できるだけ早く余分な水分を排出しよう!」
HARUからでは、海のミネラルがたっぷりと入った天日塩を2つ販売しております。
・三重県伊勢
・伊勢神宮の山の水と海水が交わった所から採る海水
・養分が濃く、ミネラルも豊富。
・細かいサラサラとしたお塩で、味馴染みが良い
・鉄窯で炊き上げるため、海のミネラルの他に鉄分も豊富。
わじまの海塩
画像準備中
・石川県輪島の海水。
・他の天日塩とは異なる製法でお塩を製造。
・窯炊きはせずにランプと風をあてることで、体温と同じほどの40度未満低温でじっくりと結晶化。
・結晶の結合度がゆるいため、体内への浸透が早いのが特徴です。
✔ 外食の頻度が高い方にオススメ「ニガリ」
「天日塩が良いと分かっていても、外食が多いから自分には無理かも…」
と、いう方にオススメしたいのが「にがり」
海水をお塩として結晶化させるときに、わずかに摂れる貴重な海のミネラルです。
海水1tから出来上がるお塩はわずか約20㎏で、にがりは更にその1%。
だから、たった1滴のにがりの中に、たくさんのミネラルがギュっと凝縮されています。
海と山の栄養が濃く交わる海水から採れた「天然のにがり」
◎にがり の特徴
・海水を煮詰めた時に、わずかに残る液体のこと
・海のミネラルが凝縮
・腎の働きを補う
・高温多湿による夏の心臓負担をやわらげ、塩害を未然に防いでくれる
・気軽に塩分・ミネラルを補給できる。
これなら、普段飲むお水に加えて補給したり、外食時に1滴たらしてもいいし
お風呂の湯船にいれて皮膚からミネラルを補給することも可能です!
とっても簡単^-^
私も、普段から口にするほとんど全てのものに、にがりを入れています!
HARUからで販売している「にがり」について、詳細はこちらをご覧ください!
にがりのオススメの使い方も記載しております!
それでは皆さん!
適切な塩分補給をしっかりとして、今年の暑~い夏も元気に乗り越えていきましょうね!!!
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
【過去の記事】
◎今回の記事で紹介した2つの商品
→岩戸の塩
→岩戸の塩「本にがり」